精神科医の教科書は何だと思います?
フロイトですか? それともユングでしょうか?

答えはどちらも「ノー」です。
精神科医の教科書、それは<自分の心>です。

たとえば誰かの一言でおちこんだとします。
ふつうなら、落ち込んだ自分を嘆いたり、あるいは自分あるいは他人を責めたりします。

そうせずに、そこから学びはじめるのです。
あの人のどういう言葉に傷ついたのか、
なぜそれに自分は傷ついたのか、
それが自分のプライドと深くかかわったいたからなのか、
人間ってこんなにつまらないことで落ち込むものなのか・・・などなど。

他人のこころは見えません。
見えるのは自分のこころだけ。だからそれしか頼りがないのです。

自分の中におきてきた感情をまず認める。そしてその感情と他人との間に起きる気持ちの変化(精神力動といいます)をもとに学びます。
それを治療に応用し、その結果をまた自分にあてはめる。
その繰り返しです。

だから、わたしは毎日毎日忙しい。

自分の気持ちを、まずはそのまま認めてやる。その上で「患者のワタシ」の心を「精神科医のワタシ」が観察する。
これなら、あなたにも今日からできるでしょう。

これ名づけて「だれでも精神科医になれる法」です。

いかが?

This entry was posted on 水曜日, 12月 26th, 2007 at 12:59:33 and is filed under こころのエッセイ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.

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