6月 17th, 2008

私のビョーキは「完全癖」だ。

患者さんに「あなたは完全癖だ」というと、完全でないところもいっぱいあります、と言う。

でもそれはあたり前で、すべてに完全なわけでなくて、どこかの一部で妙に完全を望むのだ。

「完全癖」の人も他の部分では、いい加減で大雑把で、トンデモナク ダラシナイ。

あまりにもダラシナイ性格だからこそ、ある一部にこだわって完全を望んでしまえるのだ。

わたしはものすごく大雑把でいい加減な性格なのに、仕事の一部にかぎってだけ「完全」を望む。

わたしの診察は完全予約制なので、来院されないとすぐわかってしまう。

予約をすっぽかされることはめったにないのだが、たまに来られない患者さんがいると すごく気になってしまう。

何が気になるかというと、精神科の薬は処方がとてもむつかしいので、「処方を間違えたかな」と気になるのだ。

毎日毎日、何十人も処方していたら、量が多すぎたり少な過ぎたりはあたり前だ。

ところが [「完全に」処方しないと 気がすまないのだ。

昨日も、予約の時間に来ない患者さんがいた。

処方の量が気になっていた方だったので 処方量が多過ぎて、ぶっ倒れていたら、と 

昼ごはんも喉を通らないほど、気になった。

なんのことはない。診察時間を間違えていただけで、午後遅くに来られた。

わたしはほっとした。他の医師たちは ここまで気にしないという。やっぱり私のはビョーキだ。

それにしても、精神科の薬ほど 効くものはない。

しかし劇薬だから 本当に気を使う。 最近、医師賠償保険というのに加入することにした。

6月 15th, 2008

長年、月曜病に悩まされてきた。

日曜日の午後あたりからゆううつになり、月曜日は完璧にゆううつ。

火曜日から調子が出て水曜日は元気だけど、疲れてもくる。

その繰り返しだった。

ところが最近、長年の月曜病が治癒してきた。

不思議~

ひとつには週末の過ごし方の質が上がったこと。

どこにも出かけず、本当にゆったりと過ごすようになった。

もうひとつは、好きな職場になったからかもしれない。

しかし 物事はうまい話ばかりではない。

日替わりで大きな病院に行くので、日曜日の午後あたりから不安感に襲われる。

どの職場もすごく大変な職場なので「やれるかしら?」という不安だ。

うつ病の方の自殺企図が一番こわい。

精一杯やったつもりでも、予想の出来ないことがこわい。

突然、心臓が止まるかと思うくらい心配させられてしまう。

でも仕方がない、受けて立たなければ。そんな仕事なのだから。

6月 15th, 2008

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猫や犬は、あまり好きではありません。

飼いたいと思ったこともない。

ところが今、猫と同居。

家の外に10年以上、一歩も出たことのない猫が、生まれて初めて土を踏んだ。

どうも猫好きであるらしい夫が、わが庭を猫と散歩する様子は、見るだけなら

まことに微笑ましい光景です。

たしかに猫もかわいいものですね。

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6月 14th, 2008

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また撮ってしまった。

だって好きなんだもん。

6月 14th, 2008

作り置きのハンバーグを煮込みハンバーグにした。

いただきもののグリーンボールで コールスローサラダ。

そしてふろふき大根。

こんな丁寧なランチは10回に一回と思ったら間違いがない。

いつもだと思って夫に期待されても困るのだ。

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6月 14th, 2008

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わが家の特等席。ひなたぼっこの席。

庭と、その向こうの山が見わたせて、小鳥が鳴いている。

都会にいたころはよく出かけていた。

田舎に来たころも、はじめの頃、おしゃれな店めがけてよく出かけた。

今は「出かけない暮らし」を目ざしている。

あまりにもみんなが「出かけること」「情報を仕入れること」「知識を増やすこと」

「出会うこと」そして「忙しく時間を埋めること」などに向かってまっしぐらなのを見ていると、

世の中の流れにまどわされることなく、本当に私が大切にしたいものや時間を

ゆっくりしっかり見つけたいと思えてくる。

6月 12th, 2008

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最近、FFCの水にハマッテいます。

 先日のマーガレットのビンに FFCの希釈水を入れてみました。

同じグラスの同じ花です。

茎がピンと立って元気になり、花もとても長持ちします。

6月 10th, 2008

今日は散歩日和。

今、マーガレットが本当にきれい。

道端に咲いているマーガレットをいただいて

庭に植えました。

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6月 8th, 2008

家でとれたいちご、すっぱくて食べられたものではない。

ところがサラダに入れてみたら グー。

ついでにすっぱい夏みかんも入れて、花のようなサラダになった。

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6月 7th, 2008

医療職は直接 人の役に立つ仕事なので 充実感を感じられる仕事だ。

私の職業も、充実感ナンバー ワン の仕事のひとつではないだろうか。

しかし、精神科で扱わなければいけない患者さんの範囲は増える一方で、

精神医学の範囲を越える人格障害や教育の分野でもある 発達障害の方、

統合失調症の方でさえ、昔のような タイプは少なく、対応がむつかしくなっている。

事件をおこす人たちが精神科領域の病気の人とはかぎらないが、複雑な事件が

多い昨今の社会状況を見れば、人間のこころを扱う精神科の仕事がどんなにか

複雑でむつかしくなってきているかは 想像がつくだろう。

先日、攻撃性とハイテンションをあわせもった 人格障害の方がわたしの外来にみえた。

その対応に ものすごいエネルギーをとられてしまい、わたしはその日はもちろん

翌日に影響するくらいダウンしてしまった。

わたしの仕事は 第一線で戦う兵士のような仕事なので、どんなに大変でも ひとりひとりを

診察し続けるしかない。ものすごい体力仕事だ。

だけど、能力があればあるほど 大変な患者さんをたくさん受け持つことになり、

そしてその診察で多大な精神的エネルギーを吸いとられる今の仕事を 今後も

やり続ける自信がないと感じることがしばしばある。

やりがいや充実感と 重圧感は 神一重。

多くの精神科医が そのはざまで苦しんでいることは 誰も知らないに違いない。

「早期に精神科に」という。「自殺を防ぐために精神科に」という。

しかしふだんの診療で バテバテの精神科医にそれら全部が対応できるわけがない。

そこのところが 知られていない。

精神科にいく前に、自分でしなければいけないことがある。

精神科に行く前に、医療や保健や教育や子育てに関わっている人がまずしなければいけないこともある。

それをしないで「精神科に行ってみれば」と勧めるのは 精神科医を疲弊させ、追いつめることになりかねない。

これだけ強靭なはずのわたしでさえ、やめたくないけど やめるしかないか と思うこともあるのだから。

もっとも、そのことを相談した友人は

「テキトーにやれることも能力のうちよ」と言い、わたしも それもそうかなあ と思い始めているのだが。